niwarie

ウエストワールド<セカンド・シーズン>のniwarieのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

歴代SF映画とSFドラマ、
出演俳優たちの過去作ですら劇中のホストの過去のように入組みすぎになってきて

カオスを作りだしたい

byシェイクスピア
みたいなことになってきてんのすごい…
観れば観るほどに、もうどこまでがメタ構造なのかわからなくなってきて、彼らのDNAと心=思考とともに螺旋の渦に視聴者も出演俳優も全員を巻き込み始めるシーズン2!
という。。

ちょっとやりすぎじゃない?笑と思いたくなるのは、ドラマって見返すこと前提で構成していいのか?という部分があるからな気がしていて、、
シーズン全話通して10時間の構成を覚えるにはその手の才能と映像での職業力(シーンの順番を正確に覚える的な)みたいなものが必要だと思っているので、
視聴者的にそこ大丈夫なのか、、
いやいや、そこは信じてるし面白さ追求してるから🆗だし、気になるなら見返してね大前提なのかその辺りを
客観的に観れなくなってしまったS2でした。

が、映画を観てる時の私の脳の中での思考回路は本当にこのままの展開な感じなので映像脳ってこーゆーこと、、ってのはめちゃめちゃわかりやすかった。

同列でストーリー含め3つ以上の要素を観ながらも同時に再生していて、何か起きた時、何か映った時にストーリーの軸というかコンセプトだろう話の核に常に立ち返るように出来る体制というか、、複数動画シーケンスを眺めつつ同時に話の核も探しているというか。

喜劇と悲劇
時間軸や人間の多面性も全てを編集という技で繋げて様々な角度から光を当てつつもひとかたまりに出来ることが映像編集の面白さですよね!!というやつでした。


好きだったのは落下の王国かよ!?なベートーヴェンが鳴り響いてる殺戮シーンと
本棚のシーンの
人生=心=(劇中での)音符だったこと

あとはS1でドロレスの思考を作ったのはアーノルドから
S2ではバーナードを作ったのはドロレスと循環構造のようでいて遺伝子引き継ぎみたいなことになってきたのがたまらなかったですね。

S3はいよいよウィリアム回な、本当の?(DNA上のみと言った方がいいのか?)親子対決が待っていそうなのでその循環構造にドロレスとアーノルドがどう噛んでくるのか楽しみに待ちたいと思います。
フォードの娘だったらどうしよう説もありそう……
あのカードを本に隠してるのは本棚シーンと同じ理論になると思うから
フォードもアーノルド作の可能性も、ましてウィリアムこそが唯一の実在アンドロイドで(永遠の命を作りだしたい割に唯一死を味わいたがっているのは彼だけなので、、アンドロイド側の死への切望というか、全てがシュミレーションでは?…と)

しかもウエストワールド内での全てはアーノルドが息子に話してる夢の中説もありますよね?と。物語は自らの手で作れる。。

しかし観てて正直、疲れる😅し、ゲースロのように何度も見直したいとはすごく面白いはずなのに思えず、、
けどS3も観ちゃうだろな
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