トランティニャン

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌のトランティニャンのレビュー・感想・評価

5.0
ついに追いついてしまった……とりあえず記録。

ウェスタロスはサーセイ陣営とデナーリス陣営、そして死の軍団の三つ巴に。それぞれ過酷な状況を生き延びたキャラクターが大集結し、否が応でもテンションが上がる。キャラ同士歩きながらの積もる話の一つ一つが濃い。あと、物語を転がしてきた小賢しい奴ももう必要なくなってくる。

デナーリスが操るドラゴンがラニスター軍らを盛大に燃やす中であったとしても、ジェイミーやブロンは死なないでくれと思ってしまう。不可避な戦いであったとしても、視聴者は皆ティリオンの視線に同調せざるを得ない。真に面白いドラマだからこそ。

1シーズンにわたって引っ張ってきたジョンの出自。やっぱりというものではあるけど、あのシーンは悲劇的な結末を想像してしまい切ない。親戚と知らないまま惹かれ合う的なストーリー、なんかで見たような。あ、『オールドボーイ』。