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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌のpapipupepokoriのレビュー・感想・評価

4.6
中世ヨーロッパに似たファンタジー世界を舞台に、“ホワイト・ウォーカー”と呼ばれるゾンビの脅威が迫りつつある中、“鉄の王座”をめぐる熾烈な権力闘争と愛憎劇を綴る大河ドラマ。

ゲースロ2周目S7。メインはほぼ3パート、デナーリス、ジョンスノウ、サーセイのどれかに収束し、ラストに向けて風呂敷をたたみ始めていく。ノンストップで面白い。
2周目だとデナーリスの危うさをS7の時点で結構はっきりと感じる。E4「戦利品」のデナーリス&ドラゴンvsジェイミー&ブロンとか、阿鼻叫喚の地獄絵図で爽快感はまったくないし、ブロンの矢がドラゴンに当たった時、良かったとすら思ったもの。

好きなエピソード。
E7「竜と狼」。まず、キングズランディングでの(ほぼ)全員集合シーン。S1からずっと見ていると、メインキャスト勢ぞろいの豪華さにうわー! とテンション上がる~。
そしてサンサの完全覚醒。兄を見殺しにしたデナーリス、暗殺集団を抜けたアリア、我が子を見捨てたサーセイなど、拠り所にしていた対象を自らの意志で手放し次のステージへ行くという展開はこれまでも多々あったけど、サンサもついに。育ての親ともいえるリトルフィンガーと決別し、独り立ちする。
2周目だとサンサほんと好き…。いいように利用され舐められ続けた日々から気合と根性で這い上がっていくのがたまらない。意外と賢さだけでなく、根性の人だよなと思う。
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