話の運びが、相変わらず会話に出てきた人の話が次のシーンに繋がったりとその語り口の巧妙さは相変わらず凄いなあと思いつつ、第1話の排泄物とシチュー、蝕まれた皮膚とパイなど悪趣味オーバーラップの編集はちょっと嫌だった。
その弱さこそがすごい人間らしく、感情移入がしやすいシオン。本当にダメな男なんだけど、ジョン・スノウの優しさに触れて一念発起する様は感動的。
絶対絶命な戦況と、崖っぷちな状況下での敵との交渉。戦闘下の裏で団結を緩める陰謀を働き、地盤を脅かすものがでたりと、大きな敵を目の前にしてまだ王座奪還ゲームが水面下で拡げられるスリリングさ。
そして物語は最期の大戦へー