朗

ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏の朗のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

闘技場の内乱。ジェイミーによるミアセラ奪還の失敗。アリアのマリン・トラントへの復讐。スタニス軍の敗北。サーセイの屈辱的贖罪。そしてジョン・スノウの死亡(⁉︎)まで。アリア以外のメインキャラクターの思惑がほぼ全て失敗に終わってしまったような第5章。
キャラクターの豊富さとその取り合わせの多さがこのドラマの魅力で、ジョンとサム、ティリオンとブロンみたいな順当に仲良しで微笑ましいコンビは見てて安心感があるのだが、このドラマが上手いのは愛憎両方の感情を持ったキャラクターを組み合わせてそこで生まれる奇妙な絆や連帯感を魅せてくれるところ。
アリアにとって復讐の対象であるハウンドが場面場面によって武術の師匠となったり、疑似家族のようになったりする。ハウンドの死亡シーンでハウンドの持ち金だけ奪って静かにさるアリア良かったな。
ジェイミーとブライエニーのコンビに至っては最終的に双方向的に好意的な絆になっていたり、ジョンとイグリットの愛憎両方の感情を持ってしまった2人の死別も。
今シーズンの終盤ではサンサとシオンがウィンターフェルを脱出してたけども、この2人どーなるんだ。
それにしてもサンサとサーセイの不遇っぷりが辛い。前も書いたけどサンサは本当にクソ男どもに振り回されてるだけで、今まではまだティリオンのような理解者も居たことにはいたけど、ジョフリーに並ぶクソ人間ラムジーの直接的なDV被害まで起きて本当にこのキャラクターずっと可愛そう。サーセイも愛した人間が双子の弟だっただけで、夫のロバートも酒浸りのクソだし、ジョン・アリン殺したのもリトルフィンガーで、ブランを塔から突き落としたのもジェイミーだし、愛した息子は歴代最低の弱腰残虐王子ジョフリーだったわけで、その挙句行きすぎたキリスト教風の七神教の保守思想のハイ・スパロウに処罰されて…ゲームオブスローンズの男尊女卑ワールド、残酷ショーっぷりキツイ。シリーンが火あぶりにされるとことかね…このシーン必要なの?可哀想すぎて楽しめん…
シリーンを火あぶりにしたメリサンドルは許せないんだが、最初の方から割とずっと「五王の戦いは無意味。本当の戦いは北にある」ってことを言ってる人でもあって、ウェスタロスの君主が最初からエイリスやロバートでなく、メリサンドルだったらもっと上手くいってんじゃないかという意味ない想定をしてしまう。ヒルに血を吸わせて燃やすだけの可愛い黒魔術のほうが戦争やるよりずっとマシじゃねぇか?シリーンを生贄にしたのは許せないが…

とりあえず早くサンサとシオンがラムジーの局部切り落としてラムジーの口にねじ込むシーン観たい。