七王国の騎士がウィンターフェルに集結し、夜の王率いる死者の軍団と対決する。鍛えられた歴戦の勇者たちも恐怖も痛みも感じない死者の群れに苦戦する。果たして最後の勝者は誰なのか…というお話。
全編夜間の戦いを描いた第3話、延々とキングズランディングの大破壊を描いた第5話、いずれも、これまでにない圧倒的なスケールでテレビドラマの枠を遥かに超えている。このような作品は今後現れないのではないかと思う。シーズン1が重たい展開だったので、しばらく寝かせておいたのだが、ある程度、登場人物の関係が頭に入ってくると、やめられない面白さが怒涛のように押し寄せた。8月半ばから見始めて一月半、実に楽しませてもらった。壮大な長編小説を読み終えたような充実感を感じている。
