りょーし

鳥人戦隊ジェットマンのりょーしのレビュー・感想・評価

鳥人戦隊ジェットマン(1991年製作のドラマ)
4.0
ストーリーの流れや関係だけ知っていただけであったため鑑賞。
メインキャストであるジェットマン5人や小田切長官、バイラム4人の全てがキャラが濃く魅力的だった。
特に機械でありながらもマリアを一途に愛し、凱との一騎打ちの末散っていったグレイ。
対照的に目的のためなあらゆる手段を使い、敵味方関係なく蹂躙してきた戦隊史に残るど畜生ラディゲ。
凱がクローズアップされがちだが、この2人も非常に魅力的だと思う。
ストーリーでは愛憎劇もさることながらトランザやジュウザを絡めたバイラムの内戦も中盤から後半を大きく盛り上げていた。
シリアスな展開が多い中、ギャグ回はこれでもかとはっちゃけていてそれはそれで面白かった。
様々な魅力を持ち、ストーリーに入り込んでいるからこそ最終回の竜と凱の最期の会話で泣けるんだろうな。
あとはなんといっても音楽が最高。
90年代の戦隊シリーズ多くに言えることだがOP、ED、挿入歌、BGM含めて壮大で世界観に入り込まれる。
ただ、急に戦闘シーンから飛んでえ?ってなったり、スマッシュボンバー登場回がなぜかゴキブリだ!になっているため星4つで笑
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