maribooo

獣になれない私たちのmariboooのネタバレレビュー・内容・結末

獣になれない私たち(2018年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

作品全体の設定、雰囲気がほんとにめっちゃ好き。
松田龍平はもともと好きじゃないけど、このドラマ見ても特に好きになることはなかった。けどなんか嫌いになれないキャラだった。
ガッキーは本当に好き。かわいい。ひたすらにかわいい。すき。

これ見て、私もクラフトビール嗜むオトナな女性になろって決心したし、一人暮らしに対する憧れも増し増しになった。
デキすぎて仕事振られまくる感じ、断れない感じ、キャパってるようで実はキャパってなくて、でもたまにガチでキャパったりして。本当に一生懸命に人のためになろうと働く感じ、共感しかない。
決して自分がデキると言いたいわけではないのですが、なんか自分の人生においてもそういう場面、たびたび遭遇する気がしているのです。

いいなー、私もあれだけ可愛ければバリバリ働いてても婚約者がいて、他の男の人に奪い取られそうになったり、恋もできるんだろうけどなー。
がっきーだもんなーあれは。

特に最後の2話くらい?ドラマ自体の終盤、終わり方がマジで好き。
きょうやから復縁を申し出られて、結局戻るんかなーと思ってたけど、戻らなかった。ドラマとしてはすごい新しいストーリー展開だなぁって思った。でもなんか、言語化しにくいその"なんとなく"の直感っていうのかな?で復縁しないことを決めて、最後5tapの周年記念にビール飲みにも行かず、こうせいさんと2人で長野行ってそのビール飲んでる感じ、めちゃめちゃいい。私もそれしたい。2人とも自分の思うように生きていくことを決めた感じが今の時代にも私自身の境遇にも合っている感じがして、すごく身に染みた。
さいご安直に、鐘が鳴らなかった感じも最高。鳴らなかったけど無言で手繋いだ感じも最高。

普段あんまりドラマとか観ないからよく分からないけど、描写とか設定とかがすごくリアルというか、入り込めるというか、とりあえず私に合っていた。とても好きなドラマ。

好きに理由なんていらないのと同じように、嫌い/別れる/付き合わない選択をするのに分かりやすい理由なんてなくていいよね。なんとなく違うって思ったなら、きっと違うんだよ。
maribooo

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