今シーズンは、シーズン1の過去編から登場していた傭兵スレイド・ウィルソンとローレルの妹サラ・ランスとの関係がメイン。
シーズン1では単に「フードの男」呼びだった主人公がようやく「アロー」と呼ばれるようになり、リーグ・オブ・アサシン、そしてあのスーサイド・スクワッドが映画版に先駆けて登場するなど、いよいよアメコミらしくなってきた。ちなみにスーサイド〜は、司令官となる黒人のおばちゃんのヤバさが映画版以上に際立っている笑。
更に原作では相棒となるロイ・ハーパーの覚醒、更に後のフラッシュことバリー・アレンまで出てきて、世界観の拡がりを感じさせる。STARラボは最終盤で重要な役目を果たします。
今作のテーマは『家族』かな。行方不明の次女が戻ってきたランス家と、長女の実の父の存在が明らかになったクイーン家。それぞれに溝が出来てしまう。その関係性の変化を描くのが主軸。ランス家はなんだかんだでまとまるが、クイーン家は…泣。
あとオリバー、過去編でも現代編でも色々な女性が出てくるけれど、直ぐに関係を持ちすぎ(苦笑)!結局全部お前の女癖の悪さが原因じゃねえか!!いやはや。
最終回はこれまでに出てきた様々な勢力や人物が集結して盛り上がったが、結局スレイドの心情に変化が無いので、敵を倒したというカタルシスに欠けるのが残念。