Hiro

ARROW / アロー<サード・シーズン>のHiroのレビュー・感想・評価

4.5
同じ非超能力系でリアリティ路線なヒーロー作品のバットマンと比べると、サイコパス度も高く華もあるヴィラン達や最新鋭ガジェットやモービルなどの点からアローはどうしてもスパイスに欠けてしまうはずなのに何故こんなに負けず劣らず面白いのかがシーズン1からずっと不思議に思っていた。

ノーランバットマン以降の実写ヒーロー作品にほぼ共通の高水準のアクション要素やサスペンス・ミステリー要素やヒーロー哲学はもちろんのこと、やはりヒーローサイドに魅力的なキャラが多い(永続的なヴィランもヒーローサイドに比べれば少数精鋭だが魅力的)のと、ヒーローサイドなのに話数が進む毎にどんどん秘密や嘘や疑惑やしがらみが複雑に絡み合うドロドロで生々しい人間ドラマが最大の見どころなのかも!

それとヒーロー活動やヒーローコスチュームなどのケレン味要素が良い塩梅で混ざることで絶妙なバランスになっている!
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