Les Misérables
毎度赤い文字で浮き上がるタイトルバックがお気に入り
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今回もBBC制作のドラマはクオリティーが高かった!
脚本は『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのアンドリュー・デイヴィス。
どうやら他のBBC制作のドラマにも参加しているようで、『高慢と偏見』と『戦争と平和』の脚本もしていました。歴史小説のアレンジを得意としている人なのかも。
次は『戦争と平和』を観てみようかな!
フランス製じゃないという理由で観ないのはもったいない!演出、脚本、役者、音楽、セット、衣装、メイク、全ての完成度が高くて洗練されたドラマでした!
ジャン・バルジャン役のドミニク・ウェストとファンテーヌ役のリリー・コリンズの演技がずば抜けて際立っていた。本当にジャン・バルジャンがそこにいたし、本当にファンテーヌが生きていた。
フランスの街並みもリアルで美しかった。これはフランスロケ?どこまでがセット?
TwitterのNHKドラマ垢で、フランス文学研究者の鹿島茂さんの「~今こそ、ドラマ『レ・ミゼラブル』~」が更新されていて、それとセットで観たら面白さ倍増でした!
ドラマ・映画・原作をそれぞれ比べた演出・脚本の違いや当時のフランスの社会背景がよく分かった。
光と闇を濁すことなく表現しているドラマでした。
こんなにも愛に溢れたラストだったなんて……
今までレミゼをどちらかと言えばバッドエンドのお話だと思っていました。でも、バッドエンドに感じなかった。
確かに精神的にも身体的にも辛い死に方をした人が多かったけど、みんな最期は自分にとって良い方向に気持ちが向いていた。
一言でまとめられるお話ではないけれど、私の心も不思議と救われた気がしました。
愛を忘れず誠実に真っ直ぐ生きていきたいです!!