このレビューはネタバレを含みます
迷えるヴィクトリアの行き道を導いて来たメルバーン卿(メル卿)の幕引き。幼い頃からずっと一緒だったレーゼンとの別れ。個人的にはアルバートとは正反対の兄エルンストとの兄弟関係がとても好ましく、エルンストの恋の行方が気に成ってしまいました。アルバートもメル卿もエルンストも其れ其れ違う男性だけれども好感の持てるキャラクターなのが良いですね。
ただアルバートはシーズン2の方が微妙。
今の視聴者にも分かりやすくする為に少々史実と違う解釈が有るのが腑に落ちない所。何となくラブロマンスを盛り込み過ぎてクラシックなドラマの風情が感じられない様な気がします。
此の作品の俳優陣が好きだし、時代を彩る美術も衣裳も素敵だからシーズン3も観ようと思います。