ひよこ

101回目のプロポーズのひよこのネタバレレビュー・内容・結末

101回目のプロポーズ(1991年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

当時めっちゃハマって観たけど、だいぶ詳細忘れてるし再放送やってたから再見。

平凡な不細工中年サラリーマンが、婚約者を事故で亡くした傷心美人と見合いして、猛アタックする話だけど、これ、まず、外見の差別発言が酷すぎて今時ではアウトだよね😅

そして、武田鉄矢が、刑事物語か金八先生になる率が高すぎて笑う。
薫さんは、人柄に惹かれたのかストーカー並みのしつこい猛アタックに根負けしたのかは知らんけど達郎と婚約したのに、元婚約者のそっくりさんが現れると、浮気して達郎と別れる。似てるのは見た目だけで中身は別人なのに理解できないんだよね。
浮気相手(しかも会社の上司)に婚約者を取られた達郎は、突然会社を辞めて何故か司法試験の勉強を始める。そして、合格したらもう一度僕の指輪をしてほしいと伝える。
ここまで来るとさすがに、弟も真剣に兄貴の頭がおかしくなったんじゃないかと心配をし出す。
星野兄弟が、女心のわからないニブチンのおバカ揃いなんだけど、兄弟愛がとてもいい。
江口洋介が好演!

謎なのは、花嫁衣装で現れた薫さんに対して、達郎が、僕にはもう何もありませんよとか語り出すんだけど、何故か上から発言なのよ。
薫さんウェディングドレスは着てるけど、何にも喋ってないのに、もしこれが、もうこれで本当にあなたとはさよならですとか、他の人と結婚します、とかの決別のために来たんだったら大まぬけじゃないか?

そして、もう指輪もありませんの後、工事現場に転がってるナットを薫さんが見つけるんだけど、あのナット、めねじが切ってないのよ。
指が入るくらいのナットだとだいぶ太くなるはずなんだけど、薄くて、内側がツルツルなのよ。そんな加工しまくりのナットはその辺の工事現場には決して落ちてないよね。

でも、ツッコミどころ満載でそれなりには楽しめました。

若かりし竹内力が別人のようで、江口洋介は変わらなくて、石田ゆり子は可愛くて、田中律子は懐かしかった。
ひよこ

ひよこ