えじそん

東京ラブストーリーのえじそんのレビュー・感想・評価

東京ラブストーリー(1991年製作のドラマ)
4.5
誰かを思うこと、誰かを好きになることの幸せ、辛さ両方を丁寧に描いた作品。「好き」が平等なことはなかなかないし、平等じゃないときはどっちにとっても苦しい、切ない。あんなに好きって言ってくれる、自分をまっすぐ見つめてくれる。なのに自分は彼/彼女を全部受け止めてあげることができない。同じだけ好きでいてあげられない。その辛さ、不甲斐なさを描いた作品は珍しいし、そういう気持ちを丁寧に描いたこの作品はすごい。もうすでにこの頃に、「誰かの気持ちにリアルに寄り添う」坂元裕二の脚本家としてのポリシーは垣間見えていたような気がする。