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「ボクらを見る目」に投稿された感想・評価

MichinoriTaka

MichinoriTakaの感想・評価

5.0
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とてつもなく辛くて、とてつもなく良い作品だった。当時者達にとっては悲劇でしかない事件を、コンテンツとして世界中に発信して、更にそれが傑作として評価されるのがやっぱり米国の底力だなあ、と思う。役者、演出、音楽、衣装、と全てが文句無し
TB12

TB12の感想・評価

5.0
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1989年4月19日の夜にニューヨークのセントラルパークで起きたレイプ事件によって濡れ衣を着せられ逮捕されてしまった5人のアフリカ系とラテン系少年達のお話です。

実話を基に作られているのでお話自体は最初から分かった上での鑑賞ですがそれでも良く出来ていて完成度の高いドラマでした。

たったの4話しかないのですが1話辺りの時間が1時間以上あったりするのでかなり濃いです。

そもそも何故彼らは不当に逮捕されてしまったのかと言うとそこにはもちろん人種差別などの問題があるのですが実際に当時のセントラルパークは黒人やラテン系のギャングが夜な夜な徘徊をして悪さをしていたのは事実なんだとか。

劇中でも出てくる"ワイルディング"と称して犯罪行為なんかを頻繁にしていたと。

そんな事もあってかこの事件が起きた時には警察も検察もメディアも間違いなく彼らが犯人だと思ってしまったんでしょうね。

そしてこの事件がここまで大きくアメリカで当時報道された理由の一つとしてやはり被害者女性の人物像も外せないと思います。

ブロンドの白人でイェール大学を出て大手投資銀行に勤める超の付くエリートだった事が間違いなく関係しているでしょう。

この被害者女性と言うのは劇中の通り瀕死の状態に陥り裁判以降は滅多に人前に出てくる事がなくなってしまったんだとか。

それでも2003年には自伝を出版したみたいです。

その著書の中では事件の捜査や裁判からは距離を置く姿勢を見せていたそう。

それよりも彼女が強調していたのは事件が起こった1989年4月の1週間だけでも彼女以外にも28人の女性がレイプの被害者になったにも関わらず彼女の事件だけが大きくクローズアップされそれ以外が全く報道されず直ぐに忘れ去られてしまった事を悲しんでいた様です。

現在の被害者女性の方は自分と同じことで悩む人に向けてスピーチをしたり暴力介入プログラムにおける性的暴力および脳損傷の犠牲者と協力したりと立ち直って人の為に尽くしているそうです。

被害者女性の人生や肉体的精神的に負った一生癒えない傷はもちろんですが冤罪逮捕により10〜20代という貴重な時間を奪われレイプ犯罪者としてのレッテルを貼られた彼らの被害も計り知れない悲劇です。

この事件最大の誤ちはNY警察による杜撰なでっち上げ捜査でありそして彼らが犯人だと裁判で暗躍したあのブロンド白人のリンダ・フェアスタイン検察官でしょう。

ちなみに実際の彼女も劇中そっくりのブロンド白人です。

当然この事件って中々古いのでアメリカでもNetflixのコアな視聴者層であるティーンは知らなかった人も当然多かったみたいなのです。

ですが今作が配信されたちまち話題になった事で(配信初日の再生数が史上最高をアメリカで記録した)再びこのフェアスタインに怒りの矛先が向いてしまったのだとか。

現代は当然SNS社会ですから速攻で彼女のアカウントは攻撃され大炎上して全てのアカウントを閉鎖する騒動に。

やり過ぎでは?と思うかもしれないがそもそもこの事件以外にも彼女には黒歴史があるのです。

事件後に様々な犯罪小説で荒稼ぎする一方あのmetoo運動のきっかけになったハーヴィー・ワインスタインに対するセクハラ容疑を訴えた女性被害者の口封じに一役買っていたことが明らかになっているのです。

それでもって今作が配信されたタイミングで自分の描写が悪意に満ち過ぎてると声明を出した事によって上の炎上騒動になったんだとか。

騒ぎはSNSだけで終わらず彼女が執筆した犯罪小説の出版社に対してその出版と取扱い停止を求める署名運動なんかも起こったそうで僅か数日で集まった署名数は11万件以上(現在はもっと凄いかも)

これを受けて出版社はその停止処分を受け入れたそうです。

そしてまたまた更にフェアスタインが役員を務める複数のチャリティへの寄付停止の呼びかけも始まりこれを受けて少なくとも2つのチャリティ役員に加えて母校ヴァッサー大学の取締役も辞任する羽目に。

セントラル・パーク・ファイブのメンバーや世論の言い分としては「たとえ30年前の事件であってもリンダ・フェアスタインは自分の犯した過ちを認め謝罪と償いをするべき」というもの。

これだけでも分かるように今作が配信された事によってとんでもない論争がアメリカでは起きたのです。

時を経てもこうして事件が注目され裁きを受けなければならない人物にスポットライトが当たるのは良い事ではあると思います。

この検察官が早くに過ちを受け入れて謝罪してればこんな事にもならなかったのに…。

ちなみに2002年に有罪判決が覆された後も5人の彼らは何らかの形で事件に関わっていると言っていたそう。

そら炎上して当然ですわ…。


しかも更に面白いのはこの検察官を演じた女優と言うのがちょうど今作が配信されるぐらいのタイミングで娘を名門大学に裏口入学させてた事が発覚して刑の言い渡しを待っていた頃のフェリシティ・ホフマン。

元の検察官が曰く付きならそれを演じた女優までプライベートに問題を抱えてるってもうとんでもなくカオスな状態ですな。

スキャンダルの話ばかり書きましたが当然ドラマ自体の完成度も高くて素晴らしかったです。

コーリー役を演じたジャレル・ジェロームはエミー賞で主演男優賞を獲得しています。

最後のエピソードなんか特にそれも納得の素晴らしい演技でした。

とにかくあらゆる論争を巻き起こした問題作と言えるドラマですね。

見る価値ありです。
Takuan

Takuanの感想・評価

4.6
0
辛い。号泣。
とにかく最後まで観てほしい。
怖い話
伊緒

伊緒の感想・評価

3.8
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セントラルパークで起きた強姦殺人未遂事件。その時間に現場に居合わせた黒人少年5人が逮捕される。彼らは面識もなく事件に全く関係ない子供たちだったが、"黒人"だというだけで不当な尋問を受け、嘘の供述を強要される。

実際にあった事件をNetflix制作でドラマ化。全4話完結だが、どのパートもとても重苦しく拷問のように長く感じる。特にE4のコーリーワイズのパートは凄まじかった。

彼らが不当に奪われた少年期から青年期。その間に家族のあり方も変わり、街も変わり、いつまでも犯罪者というレッテルを背負い続ける。"あの日公園にいなければ…"何度思ったことだろう。

これが1989年という、たった30年前に起きたことだなんて信じられない。社会のうねりや圧倒的権力にぶち当たった時、一体どうすることが正解なんだろうか…。
cursnufkin

cursnufkinの感想・評価

3.6
0
少年5人が冤罪で起訴される話。
4話完結だけど
話が過酷で見てる間ずっとつらかった。
もし自分にこんなことが起きたら怖すぎるし
何かを信じる心も失われてしまうと思った。
4話見終わった後、張本人5人にインタビューしてる番組も見て
トラウマで今も苦しんでいる様子がうかがえ
冤罪の怖さを感じた。
あと、警察の捜査のずさんさもさることながら
出てくる警察官が
人種差別や偏見に満ちていて
こういうところから
想像力が欠如した結果
冤罪も起こりやすくなるのではないかと感じた。
つらい!
kasehakase

kasehakaseの感想・評価

-
0
胸が張り裂けるとは、この事ですね。本当に悲しい涙を流しました、全話。国の汚点に切り込んでいけるNetflix素敵です。絶対に超重要作品です!
unapix

unapixの感想・評価

4.5
0
すごすぎる ひさしぶりに映像作品で心の底から怒って泣いてしまった。
せの

せのの感想・評価

5.0
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E4は涙なしには見れませんでした。
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