ボクらを見る目のドラマ情報・感想・評価・動画配信 - 2ページ目

「ボクらを見る目」に投稿された感想・評価

全部見終わってから、かつてセントラルパークファイブと呼ばれたご本人たちのインタビュー番組も見て聞いてその想いを、真実を重く受け止めることができました。
間違いなく傑作。Netflixオリジナルドラマ作品だが、同じくNetflixで配信される『憲法修正第13条』に続けて観たので背景がより理解しやすかった。

冤罪で拘束された瞬間から人生が狂わされた5人とその家族。恋人や家族とも上手くいかなくなっていく様がキツい。家庭内で二か国語飛び交い、自分に理解できない言語で悪口言われる感じとか、豊かではない多人種社会のリアルなのかな。

トランプの映像おもいっきり本人で使ってたり、実際根深い社会問題を扱っているのもあって主張が前面に出ている感じもある。まさしく『憲法修正…』の再現VTRみたいな趣もある。が、刑務所の凄惨さとかはけっこうガチなんだろうと思わせるくらいには、ドキュメンタリーのパンチもすごかったしドラマ内の演技も鬼気迫るものがあった。真実の究明よりも功を急いで少年の人生を壊した人たちが、反省もせず改心もせず、痛い目に遭うでもなく暮らしているという結末も胸糞悪いが、実際の世の中はそんな風にハッピーエンドとは行かないのだろう。そんなものを期待できるような軽さでもないし。

「ドラマ」っていう意味では1話が長い!最後とか1時間半あるし。それはもう映画だろ、と思わなくもない。CMなしで1時間がっつりの大ボリューム、スピード変えて見たり途切れ途切れで見たりするのも承知で作られていたりするのかな?
イッペイ

イッペイの感想・評価

4.4
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本当に見るのが辛い傑作のリミテッドシリーズ。特に第1話は警察のあまりの卑怯なやり口にはらわたが煮え繰り返りそう。

あいつらは真犯人が他にいることを分かっていながら、なんとか少年たちを犯人に仕立て上げようとしているようにしか思えなかった。人種差別にもムカつくが、残忍な犯人を野放しにしてもいいから警察の威信を守ろうとする姿勢に心底軽蔑。

2021年の今見るとまだ希望が残るが、2019年当時はもっとキツかったはず。ある男がその後にある地位に就き、行う政策や言動の数々。2016年からの彼らの4年間を思うと本当にやるせない。ただ、決して尊厳は奪われなかった彼らの力強さに胸を打たれる。

今はリベラルな州のイメージがあるニューヨークだが、1989年当時は治安も非常に悪く、人々の意識も今と違うようで驚いた。

とにかく、原案・監督・脚本を務めたエヴァ・デュヴァネイの胆力に拍手をおくりたい。
Maple

Mapleの感想・評価

4.0
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このレビューはネタバレを含みます

まるでドキュメンタリーのように、実際に起こったことにかなり忠実に作られているようで1話から観るのが辛いシーンもあったけど、最後まで観ました。誤認逮捕であることがわかっていながら、誰も止めなかったことが、悔やまれる。
この事件の真相を知ることができてよかった。一連の出来事を知ることにより個々が考え、少しでも行動に移していければ良いと思いました。
たけち

たけちの感想・評価

3.8
0

このレビューはネタバレを含みます

最後本人達が登場するところでケヴィンは本人が演じてたのか!?と一瞬思ったけど違った。
看守の一人がせめて良い人でよかったな。仕方ないと思うし自分もパニクるんだと思うけど、コーリーにはもうちょっと頑張ってくれよと思ってしまうところが多かった。けど、結果的には?真犯人と出会うことになったので、そこに流れ着いてよかったなと。冤罪があったこと自体最悪なんやけどな。
SHIORI

SHIORIの感想・評価

4.0
0
よかったって言っててのか分からないけど、すごく考えさせられたなあthe社会派!

そしてトランプ!!!
勉強不足だなーーと思いました。
ちゃんと歴史を知って背景を理解すること大事だなー
Omekosan

Omekosanの感想・評価

5.0
0
本人が出て来て鳥肌立った。
長い事中におると、人間あんな目になるんやな。
凄い作品よ。
単純な言葉では言語化は出来ない、現代を日本で生きているだけでは中々考えることのない30年前のNYでの事件が描かれている。とにかく、観て感じるべき。
tohko

tohkoの感想・評価

5.0
0
見ているだけですごく苦しいし、学ぶことが多いドラマでした。
Black Lives Matterで最近また黒人差別が問題視されているけれど、このドラマは黒人差別の残酷さや不平等さをリアルに描いていました。肌の色の違いだけでいじめられたり、蔑みの目で見られたり、冤罪をかけられたり…。みんな同じ人間なのにどうしてそんな苦しい思いをして生きなければならないんだろう。日本ではあまり黒人の方々と関わる機会もないし他人事に思うかもしれないけれど絶対に一度このドラマを観てみんな黒人差別について考え直すべきだと思いました。
逆鱗

逆鱗の感想・評価

5.0
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実話の冤罪で収監された5人の黒人少年の物語

1989年に実際に起きたセントラルパークをジョギングしている28歳の女性をレイプしたという容疑をかけられ、物的証拠皆無の中、強要された自白だけが証拠という杜撰な捜査と裁判の結果、冤罪にも関わらず収監された実話。
これは5点以外に付けようがない。

これを作品にしたNetflixの功績たるや素晴らしい。
しかも、オプラショーに演者と本人が登場して、役作りや当時の想いを語ってくれる動画も公開されているので、セットで見るべし!

極端なのは承知の上であえて書くが、Netflixこそ最も可処分時間を割くべき動画メディアではないかと思えた。

この作品が世界190ヵ国で同時に公開され、事件に無知であった日本の私にも刺さり、アメリカ社会の暗部について考え、30年前も今も根本は変わっていないのだと気付かされる。

スポンサーも無関係なので、制作陣は伝えたいことをストレートに表現できる。
監督は、自身はコメディもホラーもアクションも好きだが、この作品は社会への問題提起だとはっきり言っていた。


しかもオプラショーに出演した本人たちのコメントも観られるとは貴重である。

当時捜査の指揮を執っていた女性検察官に対してのコメントをオプラショーの中で求められたコリー(4人が少年刑務所だったのに対し、当時16歳だったため唯一成人刑務所に最初から収監された人物)は、許し難いがシステムの一部にすぎず深みにハマったのだろうという主旨の言葉を述べるところに涙した。

強姦者でかつ有名な事件の当事者はイジメの対象になるため、刑務所内で筆舌に尽くし難い暴力を受け、それを避けるために10数年自らの希望で独房に入った男は、一言も恨み節を述べないのである。

また、ケヴィンは、事件から30年ほど経った今でも、人種差別の酷さはあまり変わっていないと言う。

トロンは、妻と6人の子供に恵まれているが、当時の心の傷が癒えずに、今でも苦しんでいる。妻にはカウンセラーを勧められるが、断り、わざとあえて多忙にする事で余計なことを考えない様にしている。

全て実話なので、まさに心を抉られる体験であった。

あと演者の演技もスゴイ!
あまりみんな触れていないが、レイプ被害にあった女性役の女優さん、裁判で証人として自身の体調を語る時、「歩行が困難です...」と言いながら、なんとも言えない悲しい笑みをうっすらと浮かべる、ここで涙してしまった。
もちろん冤罪被害にあった5人を演じた役者さん、その家族を演じた役者さん、みんな好演ばかりだった。