効くねぇ〜。
正義と真実
誰かが
正しさよりも愉しさを
と語っていた
この作品でも
正しさか
愉しさか
の対比がある
正しさの愉しさとなると告発
愉しさの正しさとなると長いものに巻かれる
埋もれる
真実はいつもひとつ
だとしても
たったひとつの真実を暴くときに
いくつもの物語（思惑）が破綻するのを
どう責任をとるのだ？
物語はいくつあってもいい
似通っていてさえいい
ミスコピーこそが個性だ
ただ
隠された真実によって召喚される物語は
破壊されていいのかどうか
愉しさとは
正しさとは
正しいだけの正義は
愉しいはずの生活を
打ち砕いてしまうなら
真実でさえいくつあったって
いいのかもしれない
「かもしれない」
これもまた正義だ
