本好きタマゴ

蒼い瞳とニュアージュの本好きタマゴのレビュー・感想・評価

蒼い瞳とニュアージュ(2007年製作のドラマ)
1.9
映画かと思い、視聴したらドラマでした笑



深田恭子演じる
クセがあるが優秀な臨床心理士が、
事件を解決する2時間もののドラマです。



クセがある部分は好き嫌いが分かれると思う。ただ、他の人も書かれているが、深田恭子好きなら、それだけで楽しめるらしい。私としては、深田は勿論良かったが、相棒役の萩原聖人の演技が魅力的だったと感じた。全体的に、演技は置いといて懐かしい役者の方々や、キャラという点では、楽しめるものがあったのかなと思う。



今回、点数があまり良くない点について説明すると

私は、頭が良い人が、スパッと事件を解いたりするものが好きで、これに辿り着いたのですが、その点で考えるとそうでもありませんでした。(先入観があったとお考えください)
⇨臨床心理士!凄い!事件解決!!という部分を出そうとしていたが、実際そうでもないと感じてしまうストーリーだった。
(それどころか、奇抜さが目立ってしまい、シンプルにおかしな人だと感じてしまう)
(変わった女性に対しての、警察の対応)

また、私が生まれた頃の撮り方とあってというところもあります。
⇨20年前の古臭い撮り方という点で、違和感感じずにはいられなかった部分
(逆に懐かしいなと感じられるかも)



ただ、
・撮り方が話が飛び飛び
・伏線を回収していない
・無駄にキャラを増やしすぎ
・警察がリアリティがないものはダメだと感じる
・あり得ない展開
・演技が作ってるのかなと感じてしまったから、入り込めない
・臨床心理士としての対応の悪さ(時代のせいもあるが、個人的に信頼できない)
・ギャグでの終わり…?
・どうなったんだ!?!



とやりたい事やこだわりを感じる部分はあるが、上手くはないなあと思ってしまった。最初の1時間は、ほとんど内容がなく、ミステリー部分もある程度予想できてしまう。
ミステリー好きや、作品に違和感を感じてしまう人にはお勧めしない。
ただ、、古臭い良さが良い意味でもあり、キャラ立ても好きな人は好きだと思う。
この令和の時代に放送してたら、めっちゃ叩かれてそうだなと思いつつ、ボケッと流し見してました。