ミミック

ビッグ・リトル・ライズ<シーズン1>のミミックのレビュー・感想・評価

4.7
小学校に通う子供の親達のコミュニティを全7話かけてじっくりと描いていき、構築された人間関係は最終話ではもはや視線の行方だけで物語が語れている。
日本で言うと湊かなえ原作のイヤミス連続ドラマの構成が近いかな。
人間の中にある暴力の加害性をゆっくり炙り出す様子は話を追うごとに恐怖が増す。
目の前にうっすら見えてる問題を後回しにしたツケは大きい。
キャリアがあるニコール・キッドマンがこの役をやる意義はとてつもなく大きい。
最後まで見るとイメージ映像で構築したOPの秀逸さに唸るし、第一話から全部計算して情報を小出しにしていたのが分かる。
ミミック

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