TB12

ビッグ・リトル・ライズ2のTB12のレビュー・感想・評価

ビッグ・リトル・ライズ2(2018年製作のドラマ)
4.8
シーズン1ラスト直後から始まる今作。

前シーズンは正直そこまでハマらなかったけどメリル・ストリープが参戦すると聞いて俄然見たくなりシーズン2も完走。

まあストーリー的にもその後どうなるのかは気になってたし。

なんと言ってもシーズン2の焦点はシーズン1ラストで犯した過ちに苦しむママ達とセレステ対メアリーの法廷劇。

このドラマって絶妙に善悪のバランスを取っていてそこが凄く上手いと思った。

個人的にレイプ魔のDVクソ野郎なんかああなって当然とも思うがそれでも犯罪は犯罪な訳でそことどうママさん達が向き合うのかを楽しみにしてたけど概ね満足な出来。

というか個人的にはシーズン1より好きかな。

メインキャストは見て分かるように全員女性陣だし今シーズンは全話女性監督が撮ってるしプロデューサーや脚本家にも女性が参加してるしまさにこのドラマのテーマにも相応しく素晴らしい製作背景だけどだからこそあのオチにしたのは凄く良かったと思う。

女性の敵を男性だけにしていない所も好感度が高い。

今シーズンのメインテーマの一つであるセレステとメアリーの闘いにしても勝ちとか負けとかより子供達が気の毒すぎて辛い。

メアリー演じるメリル・ストリープの演技が良すぎて最後は凄く可哀想にも見えてしまった…。

どちらの言い分が正解か不正解かなんて分からないし答えなんか一生見つからないのかも。

一つ言えるのは2人とも子供(メアリーにとっては孫)を愛してるのは間違いないとは思うが。

とりあえず全員それぞれが幸せになって欲しいなあと願ってしまう登場人物だらけだった。


リース・ウィザースプーン、ニコール・キッドマン、シェイリーン・ウッドリー、ゾーイ・クラヴィッツ、ローラ・ダーン、そしてメリルの全員が素晴らしい演技をしててそれだけでも見て良かったと思える。

リースなんか昔はラブコメばっか出てたのに今回の役は新境地開拓した感あるなあ。

あとこの手の役をやらせると右に出る女優居るのかってレベルになりつつあるローラ・ダーンも本当に良い女優さん。

書き出すとキリがないけどゾーイもニコールもシェイリーンもそれぞれ本当に素晴らしかった。

ゾーイは間違いなく今後もっと売れていくと思う。

感情を表には出さずに内に秘めてる物を観客に伝えるあの演技力は素晴らしすぎる。

既に次のキャットウーマン役も決まってるしほとんどもう売れっ子の女優さんではあるけど。

メリルは言わずもがな。

まさに職人芸と言う言葉が相応しい大女優。

現存の女優では間違いなく世界トップ。

強いて言うならマデリンの娘役を演じてた今人気急上昇中の若手女優キャスリン・ニュートンの出番がもう少しあったら良かったなあという不満はあるが今シーズンの焦点ではないから仕方ないか。

シーズン3は作られる可能性がほぼないと報道されてるけどそれで良いと思う。

あそこからまだ話は作れそうな気もするけどもうここで辞めといた方が良い。

HBOのお偉いさんも製作陣も満足してるっぽいから多分ないとは思うが…アメドラだと作られたりしちゃうからな(笑)

秀作シリーズに泥を塗るような続編だけは辞めて頂きたい。

とりあえずこのドラマの良心は子供達とそれとマデリン旦那のエドだった。

あの巨乳女性とヤラなかったエドを尊敬するぜ…。