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「トクサツガガガ」に投稿された感想・評価

あまね

あまねの感想・評価

1.5
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このレビューはネタバレを含みます

主人公の叶はいわゆる『隠れオタク』。
大の特撮オタクであることを、職場にも家族にも隠して生きている。
けれど、《好き》を貫くうちに、仕事も立場も性別も超えてオタク仲間は増えていき――。

『隠れオタ』には身に覚えのあるネタが満載! 
愛と萌えに生きているけど、バレるわけにはいかない。そんな叶のコミカルな葛藤や、ピンチの時に推しを思い浮かべて切り抜ける姿は、オタクならわかるはず……!
叶が大好きな特撮と現実とがリンクされ、テレビ番組の一場面が随所に挿入されたり、ヒーローや怪人が語り掛けたりする演出が面白い。
叶と親しくなっていくオタク仲間も、同世代の女性ばかりでなく、小学生やヤクザ顔の美少女アニメオタなど、バラエティ豊かで個性的だ。

だが、主人公・叶のキャラが、私には合わなかった。それも致命的に。
特に母親――オタク嫌いな毒親で叶の趣味を全否定する『敵』として描かれる存在に対する叶の態度に、終始イライラさせられた。
母親にずっと抑圧されていたとしても、家を出て自活してオタクライフを満喫している状態であれば、あそこまでビクビクしないだろう。
どうしてあんなに挙動不審? なんであそこまで卑屈? 
完全に親にライフラインを握られている十代の学生のような反応に、違和感しかなかった。

また、職場や日常生活での叶の態度が、何かにつけてぎこちない。
いちいちビクッとしてみたり、ワンテンポ遅れた態度をとってみたり。
隠れオタならそんなわかりやすい態度にはならないと思うけど。だって隠れないよ、それじゃ……。

どうにも『隠れオタ』の特徴を誇張しすぎたのではないかと感じる。
往年のステレオタイプなオタクに対してさすがにこれは違うだろうと感じるのと同じく、ネガティブには描いていないけれど、これちょっと尖らせすぎだろうって、かけ離れて感じてしまうのだ。

あと、単純に叶が甘ったれで苦手だった。
後半、母親との対決であの暴言。相手も悪かったので、あの展開自体はありだと思うし、実際、すっきりもしたのだけれど……その後がダメだった。
あそこまでひどい決裂をしておきながら、次の回ではなしくずしに仲直りしようとしているというのが、どうにも甘ったれ。
相手を殴って家族じゃないと叩きつけて追い返して、その次の回で、ちょっと気まずくなっただけ~みたいな感覚は、なんだかんだいってでろでろに甘やかされてそれに乗っかって生きてきた感覚そのものにしか思えず、『敵との戦い』なんて仰々しくうたってるけど、せいぜいが十代の反抗期としか思えなかった。

友人との関係にも、その甘さが随所に現れている。
叶が動いているようでいて、実は相手が許容している。それで何とか前に進んでいる。そういう印象だ。

また、叶が幼い頃の《好き》を思い出してオタクになった経緯も、違和感がすごかった。
昔好きだったヒーローのビデオを見て、好きなものは好きでいいんだと思い出して感動して――という流れだったのだが、いや、オタクが過去の推しにハマるのってそんな感動物語よりも、うわやっぱカッコいい推し最高!テンション爆上がり!みたいなノリじゃないかな……。
推しへの尊さで涙は溢れるかもしれないが、己の境遇とか好きだったことを思い出した《自分への》想いで泣いてオタクに舞い戻るっていうのは、オタクというより自己愛だ。
あの場面では、特撮が好きだった過去の自分への想いはあるが、推しへの愛は見えなかった。

……といった諸々で、叶が作られたオタク、オタクの特徴(イメージ)を制作側が詰め込んで『今どきの隠れオタクのお姉さんってこんな感じだよね』って誇張して作り上げたキャラクターに見えて、どうしても受け入れられなかった。

要は、私というオタクが見たら、なんだかオタクとしてしっくりしなかったという理由で、この低評価だ。
そこが気にならない人、叶というキャラクターに好感を持てる人ならば、コミカルで楽しい物語だと思う。
mina3225

mina3225の感想・評価

3.8
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2021.04.29 #1~4
2021.04.30 #5~7
むつ

むつの感想・評価

3.0
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女の子だけど特撮ヒーローが好き。周囲には内緒にしているが、分かち合える友達と楽しくオタク活動をしていく話。

好きに年齢、性別は関係ないよね。

面白くて見入ってしまった。
小芝風花ちゃん、倉科カナさん、木南晴夏さんと演技派女優さんが良い。
ロケ地が名古屋というのもなんか面白かった。
『好きなものは好き』と
言える気持ちを抱きしめたくなりました。
のん

のんの感想・評価

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記録。
こめこ

こめこの感想・評価

4.0
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オタクあるある満載のドラマ。NHKらしい手堅い作りと、小芝風花ちゃんのクルクル変わる表情が印象に残っている。好きなものを好きなだけ好きでいること、そしてそれを共有できる仲間がいるって、素晴らしい。
雪男

雪男の感想・評価

4.0
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特撮好き隠れオタクのOLが主人公の話。
オタクあるあるなんかも絡めながらの
友達や同僚、家族との日常コメディ。

え、めっちゃ面白かったです。
そして気負わず、落ち着く、癒される雰囲気。

俳優陣も落ち着くメンツ。
寺田心くんも良い味出してる。
好きなものは好き。ってそうですよねー。
年齢差とか関係なく人は好き
という感情で繋がれる!!
真紀

真紀の感想・評価

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視聴記録
隠れオタ(特撮オタク)の女性が自分を取り戻していくいく物語。
基本コメディタッチで話はすすむ。主人公の小芝風花の演技が少々イタイのに慣れてくればオタクあるあるで楽しめる内容である。
しかしそんなオタクコメディでは片付けられないストーリーの起伏があって
不覚にも最終話ではウルウルとしてしまった。
叶と吉田さんとの屋上イベントでの出会いの下りはドキドキ感がラブストーリーの出会いにだぶる。
北代さんとみやびさんとの喧嘩から北代さんが転職する展開は社会派問題作の香りがする。
ダミアンくんのストーリーでは少年の心を思い出させてくれてジーンとする。
任侠さんとお母さんの深い愛情も人間ドラマである。
そして叶と母との確執が頂点に達する料理店でのしばきあいは思わず声が出るほど以外な展開でこんな深い愛憎劇はなかなかないと思うところ。
しかし何と言っても最終話で叶がエマージェイソンの最終話を見るシーンはすばらしい。
現在、高三、小学生のそれぞれの叶がエマージェイソンの最後の言葉「好きな気持ちは、なくならない」にそれぞれの思いで涙する展開はもう泣くしか無い。小学生叶の泣き顔になる変化や、高校生叶の夕日にそまる教室でのエマージェイソンの姿のなんと優しいことか。
エマージェイソンの「好きな気持ちは、なくならない」のセリフに至る、ロボットの記憶保存の消滅の可能性と人間の記憶の忘却の可能性を説明した上での、少しのきっかけで記憶が蘇る人間の思考のすばらしさを説くところも納得と感動の下地になっているところも見逃せない。

ギャグやカラオケシーンですべっているところや、松下由樹の妙な河内弁、
チャラ彦のほんとにムカつくキャラなどw、気になる点も多々あるが
最終話まで見れば納得の展開でした。
架空の特撮ヒーローの作り込みの高さ(ビデオのパッケージなどを含め)も特筆ものです!
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