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ジェネレーション・キルのmomonomamaのネタバレレビュー・内容・結末

ジェネレーション・キル(2008年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2003年のイラク侵攻時に海兵隊の第1偵察大隊がアメリカの一番槍でイラクに入って行った数週間のお話。
同行したローリング・ストーン誌の記者エヴァン・ライトが書いた「Generation Kill (2004)」が原作となっている。

初回に登場した時、最初みんな無関心だったのに元エロ雑誌記者だったと判明した途端に仲間として迎え入れられていた、、、何でやねん(笑
以後、「リポーター」と呼ばれて溶け込む。

途中で気づいたけど、音楽がない。始まりも終わりも無線の会話が流れる。
主人公がいない。なのでドラマというよりかはナショジオっぽい。
「バンド・オブ・ブラザース」「パシフィック」のHBOが贈るって宣伝に引き寄せられて見たけど、この2作とは明らかに違う。
ロング・ロード・ホームに似てる?かな?

戦争ものだけどほとんどのシーンはハンヴィーって言うむき出しの車に乗ってうだうだと上司の悪口言ってる感じ。
偵察隊だもんね。

だからってこんな軽装備で敵中に突っ込んでいかないとならない恐怖。それに同行するリポーターはエライわ。
命がけやね。

主人公はいないけど、あえて言うならブラッド軍曹通称アイスマン。冷静沈着な狙撃手?演じるのはアレキサンダー・スカルスガルド。まぁまぁいろいろ出てるらしいけど初めて見た。背中というか腰のタトゥが意味不明。
アイスマンのハンヴィーにリポーターが乗ってます。
アイスマンの上司はフィック中尉(スターク・サンズ)。この人、ドラマ「マイノリティ・リポート」に出てたらしい、主演でってことはあの能力者3人の中の1人よね、、、全く気付かなかった、てか覚えてない(笑

軍服着てるからわからんってことにしておきましょう。

しかし、このドラマ観てたら海兵隊ってものすごく訓練されたエリート揃いだと思ったのに違うのねぇ
無能な上司がうろうろ(キャプテンアメリカってあだ名のコネ野郎とか)
そしてイラク戦争って一体、何だったの?と思わざるを得ない。
作戦もあってないような感じで、あっち行け、こっち行けって何ちゅう命令だって思っちゃう。

味方が味方を誤射するとか、敵の中の子供を誤射しちゃうとか。焦ってパニックになって一般人を撃っちゃったり、何にもない村を村ごと爆破したり、、
大丈夫か~~~~~?
って事件の連続。

嘘みたいな話だけど同行したリポーターの記録が元になってんだから本当なんだろうな。。。。
怖すぎ。
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