にゅあら

私の名前はキムサムスンのにゅあらのレビュー・感想・評価

私の名前はキムサムスン(2005年製作のドラマ)
4.5
面白かった凄くハマって続けて10回以上見た。何度見ても同じ所で笑えたし泣けた。16話まで見たら又頭から見たくなるそんな作品です。
ジノンの横暴ぶりセクハラモラハラが気になるが何度も見てるとあれは自分が起した事故で家族を亡くしたり彼女がいなくなった事で心を閉ざし変わってしまったからだと思えたしそれをサムスンが癒やしていったのだと思った。
ジノンが他の男の目を見るな耳を傾けるな僕の言葉だけを聴けと言うところカッコよくて結構好きだった(ヒョンビンだからか)
サムスンがいつもガマンしながらジノンを許してしまう気持ちも凄く解る。
She IsというOSTでジノンの気持ちが歌われていて泣けた。ヘルマン・ヘッセの詩から作られた美しい人よと言う曲をジノンがピアノを弾きサムスンが歌うシーンも二人共に傷を持ち同じ想いで共感しあったのだと思う。ジノンは泣いていた。だからこそのキスに繋がったのだろう。ホテルで振られた所からサムスンを見てきたジノンはバカにしながらも自分とは真逆で恋愛にぶつかるサムスンに実は惹かれていっているしサムスンの良さを見抜いていたのだと思う。何度も契約やお金の事を理由に見合いの邪魔をしたり束縛をしてたのは自分が好きになってるのを誤魔化しているのだ。そんなジノンが愛しくて切なかった。サムスンは素直にジノンを好きになっていったしそれもジノンは感じていたのに恋に臆病になっていて素直に認めたくなくて先に進めなかったのだと思う。だからそれなら何故ヒジンとすぐによりを戻したのかそれだけが納得いかなかった。ヒジンと付き合いながらサムスンをキープしているようで嫌だった。好きあっていた二人でもどんな理由にせよ離れてしまうと心も離れるという事だと思う。サムスンもガンガン言うけどいつも自分の言葉で語るところがとても魅力的だった。愛していると言うヒジンがネットからとった言葉を使った時に冷めた表情のジノンが印象的。そして自分も死ぬのが分かってて生きるだろうと自虐的に使っていた。愛していると言う言葉にも嫌悪感を持っていたジノン。私は歯の浮いた愛しているよより、いつも想っているよとか会いたいとか一緒にいて楽しいと言われた方が嬉しいけど韓国はやっぱりサラゲーなのね。米国へ行ったり切りのジノンは最悪。どんなに挫けそうでも1週間と言って延長するならそこは連絡すべきだった。サムスンのオンマーが面白すぎた。ジノンのオンマーはサムスン以上に大柄で叩くけど案外似ていて上手くやれそうな気がするので、結婚後まで見たかった。ミジュと生まれた子供達も見たかった。
このドラマの5年後に作られたシークレットガーデンではそこを意識して子供が3人いたのかと思ってしまった。
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