心機一転、ジョーはNYのすべてから逃れるために、名前をウィルに変えてLAへ。
人間の本質は場所や名前を変えたくらいで変わるはずもなく、サイコなウィルは新たなターゲットのラヴと付き合い始めるが…
登場人物も増えて、場所もLAになったことで、NY編とは違った「イヤさ」が面白かった。
女が被害者のままで終わる話(つまりシーズン１)はあんまり好きじゃない。
でも、主人公のウィルというキャラクターが本当に絶妙な加減。
すげぇ嫌いでいっそ警察に捕まって欲しいのに(笑)、同じくらいに応援したくもなる。不思議だ。
ウィルへの罰は、法律による罰ではない。生きながら永遠に過去の行いを悔い悩むこと。
シーズン2が意味深な終わりかたなので、3も配信されたら見るけどこれで完結してくれないと逆にストレス(笑) ウィルの過去に何があったにせよ、やってることはクソですから。
ここからは最終話ネタバレ。
実はラヴもウィルと同じくらいにサイコでやべぇ女ってオチはグッド。あんたらふたり、ソウルメイトで良かったじゃんお幸せに、って感じだけど、キャンディスもデライラもフォーティもエリーも報われない。ウィルに都合よい展開が「YOU」だから仕方ないのかもしれないが、かわいそう。特にエリー。元気でやって欲しい。
