きのと

琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~のきのとのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー的には1の方が圧倒的に緻密で主人公の有能さが目立つんだけど、2は自由奔放な主人公が一人前の人間に成長する物語って感じでまた良き。

前半は平旌いらんことばっかするけど、中盤は家族愛で泣かされた。
後半平旌を信じてみんな集まってきてくれるとこ胸熱すぎた!あと赤焔軍の腕輪託してくれた藺閣主良い男すぎるし琅琊閣めっちゃ協力してくれるやん笑
秘密の通路も出てきたり1との繋がりがあるのも楽しい。

成長する過程で犠牲になるものが大きすぎるなーとか登場人物が1より入れ替わり激しくてこれ誰?ってのがよくあったり元時こいつ絶対良い皇帝にならんやろって思ったり役不足だなって感じたりもしたけど、総合的に見れば良い作品。

どうしても1と比べるとスッキリしないので評価は下がると思うけど、祁王の孫が頑張ってる!って思うと自然と泣けてくる。

あと、なんとなく平旌は梅長蘇になる前の林殊に似てるんじゃないかなと感じた。

個人的には1で林殊は愛より国を選んだので、2で平旌が国より愛を選んだのがハッピーエンドで良かった。林殊の分まで幸せに暮らしてくれ!

2周目:2023/02/25
蒙家はいつの時代も癒しキャラだな笑
2周目なのに兄上死んじゃうところから父上死んじゃうところくらいまでずっと大号泣。
梅長蘇の痕跡が出てくるたびに泣けてくる😭
きのと

きのと