このレビューはネタバレを含みます
ヤン・デ・ポン監督のホーンティングを探していてたまたまヒットした作品
原作が同じだという事で観てみたら忽ちハマってしまった
ホラーに飽きてた頃にこれはインパクトが凄かった
初見では登場人物が多く、過去と現在を行き来するため全体の話数の前半までは顔と名前をリンクさせるの難しいw
ストーリー的には、なかなかに重苦しい
ヒルハウスでの過去を交えて登場人物とネルの自殺までの出来事を描いていく
大人になった兄弟姉妹達はそれぞれの問題を抱えながら過去と向き合う
徐々に家に消化されていくクレイン家の悲しくも愛のあるお話
だと思っている
映像的には、ゾッとする仕掛けが多数あり、観ていてびびりながらもワクワクしてしまう
そして美しい映像
話数的には、特に6話目が1番好き
葬儀場とお屋敷をリンクさせながらネルとの思い出を中心に、過去を交えて語っていく
空気感と雷が夏の匂いを思い出させる
いい匂いがする話数
葬儀場とヒルハウスのエントラス?での超長回しが堪らない
役者とスタッフをリスペクトしますわ
声優も漏れなく良いものだ
下手な俳優使わないからいい
ストーリー的にはなぜそこで一緒に連れていかなかったんだ!ってなる部分もあるけど
カーラ・グギノ
スパイキッズのママ役だ!って上がりました
この役とのギャップな
ラストのオリビア怖すぎて震えた
ドラマなのに映画ばりのハイクオリティ
今ホラーというジャンルの中では1番の作品
限りなく私の中で完璧なホラー作品かなあ