このレビューはネタバレを含みます
とても粗末なドラマでした！！
と、言いたくなってしまう派です。
東京に生きる女性を#新しい女性と銘打って描こうとしたこのドラマですが、作り手が「オシャレ」または「常識」だと思っているだろう事柄として描かれた事象が全て引っかかりました。
ゲイの友人に「〜子」というあだ名が付いている(それ自体は別に悪では無いですけども、ゲイに敢えて女性的なあだ名を付けるという行為、ドラマで描くのどない？)
ゲイ=同性愛者であり、ゲイ≠女性と思っているので、女子会にゲイが居て〜みたいなシーンは全部10年前くらいのスタイリッシュファッションゲイの描かれ方の様に感じました。精子が見つからず「あんたがあるじゃーん！」みたいなノリもなんか…もう結構無理でした。
全体的に夢に溢れてオシャレっぽくてハッピーエンドの大団円的な空気感は見てる方に爽快感を与えるとは思うけど、特に若者達の住んでいる家や置かれた環境が全部嘘くさい印象です。
東京で夢を追いかけるってのはもっと厳しくて泥臭いんじゃねーのか？とゆう、個人的な感情に基づいての感想です。
なんか、漫画のNANAみたいな空気感でした。NANA自体は面白い漫画ですが、世の中はもうアップデートされているので、なんだか少し【ズレ】を感じるのを禁じ得ない感じ。
美しい生き物しか出てこない作品。
なので美しい物が見たい人はとても楽しいと思います。
私はもの足りませんでした。
新しい女性などおりませんでしたので。
