ひかげん

ザ・ボーイズのひかげんのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ボーイズ(2019年製作のドラマ)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

 めちゃ面白い。
 映像もスゴい。
 あの可愛かったElisabeth Shueが、綺麗で怖い熟女になってるのにもビックリ。

 一言で言えばスーパーヒーローものだけど、X-MENのメンバーが資本主義に取り込まれたらどうなるか、かなり深い内容になってる。

 それにしても、あらゆる要素が詰め込まれてる。
 親子、貧困、キリスト教原理主義、ロミオとジュリエット、株と配当と資本主義、キャラクター商売、人身売買、プロパガンダと謀略・・・。

 町山智浩さんが「Supermanはキリスト教が(聖書が、だったかな?)下敷きになっている」というようなことを言っていたと思うけど、『The Boys』はさらに古く、ギリシャ神話の神々がスーパーヒーローだったら、それに人間が振り回されたらどうなる、という話のように思えた。

 音楽もカッコいいけど主人公のHughieがいつもロックミュージシャンのTシャツを着てるのがまた音楽好きの心をくすぐる。
 Tom Petty & the Heart Breakers, Nirvana, Van Halen, AC/DC, Billy Joel, そして最後に来ました着ましたJames Taylor。

 Hughieが自分の好きな音楽として、1番がJames Taylor、2番がSimon & Garfunkel、3番目がBilly Joelって言ってるけど、これかなり保守的というか懐古趣味というか、とにかくおっさん臭さが漂っているわけで、着ているTシャツもややロックに偏るとはいえ、とにかく古臭い!(いや、個人的にはツボなんだけどさ)。
 この映画の舞台設定が1980年代なら「今の若者」(それでもやや古い)だけど、これ2010年代の話なんだよね? HDMIとか言ってるし、2010年代のはずだ。
 となるとこの音楽にもHughieの人間性が現れているということなんだろうな。

 シーズン1は終わってしまい、シーズン2も撮影中らしいので、公開されるのが楽しみだ。