普通の人間が、ヒーロー達の活躍の陰で犠牲になった人々のために復讐する、というまるで「アベンジャーズ」のような展開。
ヒーロー達の活躍が巨大企業に管理され莫大な利権を産んでいると言う設定が面白いし、自己中心的なそのキャラ造形もうまい。戦う一般人がわずか4人(5人)なのにゲリラ的に戦うと言う展開も見事。
ブラックユーモアの範疇を超えてエッジの効いたエログロシーンがあるので子供には無理だが、甘ったるいヒーローものに飽きた人にはオススメ。
最後まで全くだれることなく流れる脚本・演出は見事だし、キャスティングの巧さも光る。