いの

ザ・ボーイズ シーズン1のいののレビュー・感想・評価

ザ・ボーイズ シーズン1(2019年製作のドラマ)
4.5
いいから観てくれ!!!
声を大にして私はそう申し上げたい。
ヒーローものが大好きな人はモチロンのこと、MCUなんて断じてお断り!と仰る方も、のめり込むこと請け合います!(*感想には個人差があります)


腐りきったスーパーヒーローという設定がまず面白い!巨大企業に属するヒーローたち。それを、ボーイズたちが倒そうとするといった設定しゅき!ディープ、イチローに似てません?そう思うと、妙な気持ちになってくる。そして、観ているうちに、星条旗を背負ったホームランダーが、なにやら魅力的に思えてくるから不思議。この物語、深読みしたいこともいっぱいある。気づくと、このドラマのことを考えている。巨大企業の儲け方についてもモチロン皮肉ってると思うのだけれど、それをAmazonが作っているというこれまた皮肉。


父権を強権としてためらうことなく発動するスーパーヒーローは、母なしで育ち、オトナになっても代理母を求める。でも、自身の家族ができたら、その代理母をどうするか、とかも。してやられたぁあ!


配役の妙も光る!
メズマー役の人。この人は、確か、すごい映画の子役だったことがある人だ!→→→ 誰だったっけ!?と、頭のなかで思い出そうとする時間はとても楽しい。調べずに考えて、脳内で思いあたってビンゴ!となると、いっそう嬉しい!→→→ それで、彼が名子役として何の映画に出ていたかわかると、オトナになって今作のこの役を演じていることが、とても感慨深くなる。


そんなこんなで、シーズン2へGO!
いの

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