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悪魔が来りて笛を吹くのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

悪魔が来りて笛を吹く(1977年製作のドラマ)
4.3
銀座の宝石店の天銀堂で発生した強盗事件をきっかけに、金田一耕助(古谷一行)は天銀堂事件の容疑者になり自殺した椿英輔(江原真二郎)の娘の美禰子(壇ふみ)から捜査を依頼される。次々と重要人物が殺害される。
「横溝正史シリーズ」の一作。
全ての事件の発端となる椿英輔を演じる江原真二郎や事件の元凶である新宮利彦を演じる長門裕之やキーパーソンである三島東太郎を演じる沖雅也などイメージ通りのキャスティング、没落した旧華族の中で巻き起こる泥沼の愛憎劇、中村八大作曲による「悪魔が来たりて笛を吹く」のおどろおどろしさ、今までの「悪魔が来たりて笛を吹く」の中で最も原作に忠実に映像化されたドラマ。
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