最高に面白く一気見。余りにもくだらないキッカケから始まるちょっぴり人間不信になる怖いドラマでした。
キッカケはアメリカ・ハノーバー高校で起こった教職員の車にチン○の落書きがされるというイタズラ事件。問題児で前科持ちの生徒が当然のように疑われ、退学に追いやられるが...本当に彼が犯人なのか?疑問に感じた高校放送部の2人が真相を究明する為に捜査に乗り出す..というモキュメンタリー。
冒頭のコメディ要素から回を重ねるごとにシリアスなサスペンスミステリーに変わっていく怒涛の展開が最高。徹底的に分析、検証を行い状況証拠を積み上げる捜査はFBIドラマ並み。某名探偵よりよっぽど捜査してる。
「人は誰でも自分なりの真実を持っている」
「金○に毛が生えていない」
「あいつは本当に手○キをしてもらったのか」
印象に残っただいたいの文言。ほぼ完璧に近いシナリオとパズルのピースを埋めていく面白さは過去一でした。チン○を落書きした真犯人は誰なのか」というしょうもない事件を暴いていく過程で浮かび上がるスクールカーストと学校社会の闇、先入観、偏見、虚栄心、嘘、自己保身。人間社会に対する最高の皮肉のような問題提起の仕方も良かった。最後まで疑心暗鬼が解けない終わり方も好き。
あと手○キを3D再現するのは笑った。そこ金かけるところじゃないだろ。