上司が変わり、さらなる事件が起こり、新たな殺人者たちと面会する、そんなシーズン2。飽きっぽい性質なので、序盤はちょっと前の焼き直し感あるな…と退屈だったが、登場人物の新たな一面が浮かび上がってきたことで、またものめり込んでしまった。
行動科学課の創設もあって手探り感が強く、やや小ぶりな事件を多数こなしていた前シーズンに対し、主役コンビがこなれてきた今シーズンは、プロファイリングの本格的な捜査への活用に繋がる大事件・アトランタ児童連続誘拐殺人事件の捜査がメインとしてある。局内のゴタゴタだった前回より明瞭な盛り上がりを見せるが、決着は犯人を逮捕してめでたしではなく、やはりスッキリしないものだ。
囚人たちは前と比べると知名度が劣る者が多いが、彼らも一筋縄ではいかない性格揃いで、またバーコウィッツやマンソン、そして前回のケンパーと、有名どころはやはり異様な雰囲気。
軌道に乗ってきた行動科学課も、ビルの家庭で事件が起きたり、ウェンディとグレッグで囚人の面会に行ったり、ウェンディに新たな恋人が出来たりと、新たな様相を見せる。
そしてカンザスの男だが、どうやらこいつもBTKなるシリアルキラーらしいと判明、そしてシーズン3へ…といっても、時間が飛ばない限りこのペースだとBTK編はシーズン4か5になるのでは…。
