よーすけカサブランカス

マインドハンター シーズン2のよーすけカサブランカスのレビュー・感想・評価

マインドハンター シーズン2(2018年製作のドラマ)
3.9
フィンチャーいわくS5までの構想があるようなのだが、確かに、このS2を見終わるとプロファイリング確立までのひとつの道程という気がする。S1が面白さがシリアルキラーとの対話とプロファイルだったのに対し、S2ではその対話のほとんどが空回りに終わり、彼らの築いたプロセスが全く通用しなくなる。そんななか中盤からはアトランタでの黒人児童連続殺人の捜査が始まるが、進展のなさも相まって彼らは「足を使った」地道な捜査を強いられる。プロファイルを理解されない苛立ち、組織が大きいゆえの抜けの多さへの苛立ちに苦しむホールデン。という風に、プロファイルにとっては苦難のシーズンを迎えるため少し退屈さを覚えるファンもいるだろうしそれはとても理解できる。マンソン登場も単なる劇薬という感じだったし。
ただS1でシリアルキラーへの共感を見せその反動でパニック発作を起こしたホールデンが、S2の最後では捜査が打ちきりになったことで逆にあるべき正義感を抱く、という展開は熱かった。