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ラスト・タイクーンのLUMのレビュー・感想・評価

ラスト・タイクーン(2016年製作のドラマ)
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めちゃめちゃ面白い…!!!
フィッツジェラルド原作、1930年代のハリウッドを描いた作品。
資金繰りがうまく行かずシーズン1で打ち切りになったとのことで、Amazon(製作)許すまじ、とは先に言っておく。
恨むよマジで。爆

まずマット・ボマーのファンであることが第一要因ではある。
マットがもうとにかくカッコイイ美しい…!!!
ダブルのスーツをそれはもうカッコ良く、スタイリッシュに着こなしていて。
華やかでクラシカルな世界観が本っっ当によく似合う。
美しすぎて、惚れ惚れ。
てか最近改めてホワイトカラーのシーズン1観てたんやけど、その頃と見た目まっったく変わってないのよねどういうこと…??笑

共演のリリー・コリンズもまぁ〜〜かわいい。
まつげバッサバサお目々くりくりのお人形さんみたいで、着てる服が毎回めっっちゃかわいい。
そこだけできゃあきゃあしてしまう。笑
その他にもマットの婚約者だったり、リリーのママだったり、ファッションや髪型がみんな素敵でその部分だけでもすごく見所。
あとメイクも素敵。
みんなまつげとリップの色がすごく綺麗…。

で!お話もすごく面白くて!!
映画プロデューサー、モンロー・スター(マット)を中心に、様々な事柄が描かれる。
このモンローという人物がまぁものすごく人間らしいというか…すごく魅力的なんだな。
映画に関して天才的な発想力を持ち、みんなから慕われ認められ、全てを手にしてるように見える。
けれども移民で周りに家族がいなかったり、妻を悲劇的に亡くしていたり、心臓病を抱えているために早くもっといい映画を作らなければと焦っていたり。
美しい男性のこんなところ見たら…胸がキューーってならずにいられんやろ!!!←
モンローの決して満足せず生き急いでる感じに色気を感じるし女性は放っておけないわな…。
でも漂う終末感というか、どう考えてもモンローが幸せになるのが見えないのよね。
悲しく心苦しくもあるけど、そこがこの物語に惹きつけられるとこでもある。
恋愛だけでもかなり見応えありで、憧れの相手への片思いや不倫、すっごいロマンチックな恋など、色んな感情が描かれてる。

その他にも社長との信頼嫉妬対立、移民、労働者、貧困、ナチス、色んな要素が詰まってて、ものすごく興味深い。
登場人物一人ひとりが濃いし、人間模様が濃い。
毎話毎話あっという間で。
めちゃめちゃ面白かった…。
完結してないのが惜しすぎる!!
とりあえずもう1回観るだろうな。
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