小説が原作とあって、ストーリーがきちんとしている。
一話完結ではなく、シーズン通して事件を追っていく中で主人公BOSCHを取り巻く環境や人間関係、警察内部や政治的立ち位置も同時に見せてくる内容。
一話終わるごとに、事件の進展や真相、BOSCHのこの先が気になるように仕立てられている。
一話完結のドラマは気軽にみれ、一話毎に区切りがあるのが観やすい長所であるが、反面、回を重ねた後半では、同じ作りや結末に食傷気味になりがちだ。
゛stay home゛でじっくり鑑賞に時間をとれ、こうしたシーズンものを一気見して、どっぷりハマるなら、「BOSCH」はいいドラマといえる。
でも…シーズン６もあるから、
のこりあと５つ…こっちの体力とストレスがもたないかも。
だって、BOSCHってば、真面目すぎる熱血漢で、自分の立場省みないんだもん。
いつの間にか感情移入しちゃうと、正直者はバカを見るっていう超現実をつきつけられ、エンターテイメントの楽しさよりも、現実の悲哀と、絶望が勝っちゃいかねないなぁ。
