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マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン1のNMのレビュー・感想・評価

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色彩が綺麗。衣装も素敵。雰囲気のある音楽に溢れている。
一度挫折したが、二度目で面白く観られている。字幕版をやめて日本語版に切り替えたのが奏功したのかも。
1話は面白いが、今後に期待を持たせる作りという意味でよくできている。
下ネタやブラックジョークもあり。舞台でのジョーク自体は笑えないが、ドラマとして飽きずに観られる。
シーズン5まで続いているということで楽しみ。

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50年代、NY。
ミッジことミリアムは明るくて頭の切れる、精力的な女性。
アッパーウエストサイドの裕福なユダヤ人家庭に生まれ、人生のあらゆることに計画性を持って生活してきた。

大学で出会った男性と恋に落ち、夜遊びを教わった。
そのとき行ったライブハウスでコメディアンのペニーを観た。

結婚した後は実家近くの高級マンションに住み、2子をもうけた。夫はダウンタウンに住みたがっていたが。
夫より遅く寝て早く起きすっぴんは見せない。結婚前から体型を測り続け理想のプロポーションを保っている。
夫は本業のかたわら夜はコメディアンとして舞台に立っている。ダウンタウンにあるライブハウス。ミリアムは本業も副業も陰日向で支えている。得意の肉料理を持参して責任者と代理交渉したり、夫の舞台を全て見てメモを取ってはネタの提案をしたり。

だがある日夫は舞台で大失敗。夫婦喧嘩の末、夫は浮気を告白し家出。
実家に行くが、敬虔なユダヤ教徒の両親は理解してくれなかった。

どん底になって一晩中泣いたあと肉料理の容器を返してもらおうとライブハウスに行く。
酔ってそのまま勝手に舞台に立った。
ヤケになって現状をぶちまけると大ウケ。

長年ライブハウスで働いていたスージーは才能を確信し、組もうともちかけた。さっそくミリアムは翌朝会おうと約束。

ミリアムは舞台で半裸になってしまい警察に連行。パトカーにいた先客はペニー。学生時代に二人で観たあの時の。
ミリアムにはわかった。やさぐれたように見えるがいまだにコメディを好きでいるらしい。

(日本語版での用語)
肩掛け……ユダヤ教のショール。
ブリスケット……牛のむね肉。繊維質で煮込みに向く。
ラートケ……ハヌカに食べられる。おろしたじゃがいもに玉ねぎ等を加えパンケーキ状にして揚げ塩こしょうで食べる。
贖罪の日……神の前に悔い改める最も大事な日。断食し仕事はしない。
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