6話までは本当にクオリティの高さに圧倒された。ストーリーにも、演出にも、一歩引いて創作として見ても役者の演技に引き込まれる作品だった。
終盤がなんとも。アッチの意味ではなく、言葉通りの意味で、締まりが悪いなぁという印象。
例えば、村西がサファイアを訪れてマスターを持ち出そうとするシーンが現実なのか夢なのか何かの表現なのかよくわからないとか、あくまで実話を元にした脚色入りの創作ストーリーにヤクザの内紛とかいるかなぁと思う。
村西さんの成功と転落を見事に描いていた。ただ、スッキリする終わりではなかった。技術面のレベルの高さは認めるけど、見る人に快感を与えて気分よく見終わらせることについては、この監督は村西さんのレベルにはないということなのかな。
5話の片山萌美さんがまとめてクレジットに名前があったけどどこで出ていたの?
ストーリーは楽しんだのであとは、引いた視点でもう一巡楽しみたい。