見終わった後に喪失感を感じてる。
フリーバッグのドタバタがもう見られないのが切ない。
脇役の書き方が秀逸。登場人物はだいたいムカつくやつだし、みんな痛い目にあってるのでスッキリする。良い人が酷い目に遭う作品じゃないからストレスを感じずに見られたのかも。
神父をアンドリュー・スコットにしたキャスティングマジで最高だった。優しいんだけど絶対に自分のものになってくれないあの絶妙な距離感。すごく辛そうな顔で愛してるとか、複雑さのない役者なら全く刺さらなかった。告解室のカーテンの開け方とあのカメラアングルは神父というより悪魔っぽくて笑えた。
回を重ねるごとにクレアのキャラクターが際立ってきて、鉛筆で爆発した。仏頂面にあの髪型は笑える。根本的な性質は変わってないのに、だんだん自由になっていく過程が面白い。
続編を感じさせずスパッと終わらせた潔さが良かった。それ故に舞台版も見れば良かったと後悔してる。