Fleabag フリーバッグ シーズン 2のネタバレ・内容・結末

「Fleabag フリーバッグ シーズン 2」に投稿されたネタバレ・内容・結末

Fleabag フリーバッグ シーズン[4.3]
これで終わりなの?って感じ。おもしろかった。
シーズン1から続けてみました。4話の懺悔のシーンが良かった。破天荒だけど誰よりも繊細だし他人のことを思える愛すべきキャラクター。
シーズン1で性に奔放すぎるFleabagとクセの強い周りの人達慣れたのもあって、それぞれをより深く掘り下げたシーズン2では見ててこっちも苦しくなる事が何度もあった。
目上の人に怒られてる時思いっきり悪態をつけたらどんな気分だろう、思っても口に出せない事や思いついても大変なことになるからやらないような事をFleabagはこちらに向かって話しかけたり実際にやったりする。やっぱり周りの空気や状況は酷いものになるけど見ていてスカッとした。

シーズン2のエピソード3でのセリフがずっと引っかかってる。
「女性は生まれつき痛みと共にあり、痛みは女性の宿命。何年も何年も周期的にやってくる痛みを終えたら次は更年期。汗はかくし性的魅力は無くなる。でも自由。何にも縛られず性の道具でもなくなる。“ビジネスパーソン“になれる。」

製作・脚本・主演を全部完璧にやっちゃう フィービー・ウォーラー=ブリッジは凄い!
自暴自棄になり堕ちるところまで堕ちたのがSeason1。Season2はアンドリュー・スコット演じる神父が出てきて、母親の死や姉の流産といった死のイメージと、親友の死に繋がった自らの罪の告白、そして救済が描かれる。

白眉はやはり4話の懺悔シーンだろうか。「朝何を着ればいいのか、何を食べればいいのか、何を信じたらいいのか、誰か教えて欲しい。過ちばかりの私はどうすればいいの?」 ここがSeason1丸ごとの懺悔になっていて、最終の6話で父親にその難しい部分は母親に似ている、そのままでいいんだよと赦される構造。

1話と6話のオリヴィア・コールマンがさすがオスカー女優という感じでまたしても最高。丁寧でにこやかなのに嫌みったらしく、性格の悪さが恐ろしい。あと、お姉さんに紹介されるイケイケな弁護士が笑えました。
みんな違ってみんなクソなシーズン2。
フリーバッグが会話の途中で視聴者に向けて喋る第四の壁にも慣れてきたけど、だんだんセリフなしでも表情や仕草で彼女の言いたいことが分かるようになってくる。最後に結婚式で司祭が言う「愛は選択する力」という説法がめちゃくちゃ良かった。
シーズン2は司祭編にふさわしく音楽もクラシックや賛美歌を沢山使ってるところもいい。全体的に荘厳な雰囲気で締まってる。ウーマンアワードのトロフィーを割ったフリーバッグが代わりの調達に奔走するシーンに仮面舞踏会が流れるのマジでいい。
良い幕引きだった...

S1からだらだら長いこと時間をかけて見てた。なぜ時間がかかったかというとリアルにいたたまれなくなる場面が結構あったから。

その場かぎりのセックスも第4の壁を破って投げ掛けられる皮肉も、自分に正直に行動し放言するというよりは、この人にはもっと大事なものがあり、それ以外は決して自分を満たすものではないからする行為なのかなと思った。ブーのフラッシュバックも何度もあるし、彼女自身もあまりポジティブな意味でやってないように取れた。
また最初から通して見るかもしれない。

虚飾ない女性の話も十分魅力的で、この人(達)やべえな...と思ったり色々と身につまされたりしながらも楽しく見てたけど、S2で司祭によってフリーバッグが見てるものに言及されてからはさらに引き込まれた。

Phoebe Waller-Bridgeが作家としても演者としても魅力的だなあと思った。
アンドリュースコットの魅力が炸裂していた…

ずーーっとかっこよかった。
見た目はおじさんなのに何故?笑
出てくる度にドキドキした
今まで見たドラマの相手役史上1番結婚したい

1話からもう家族や店員さんへの気遣いとか
主人公との距離感とか素敵だったし
なのに苦労人感漂っててほんと色っぽかった…

赤ちゃんを遠ざける配慮にも惚れた
過酷な家庭に育ったのになんて優しいの。
神様に人生捧げる人って凄い。と
フィクションのキャラクターなのに本気で尊敬した笑


そして
「話したり飲んだり聖書渡して離れていくのを待つ」
って台詞聞いた瞬間、完全に恋に落ちた。

君とは寝ないよ、って逆に興奮するよ笑

これ以降の司祭とのやりとりは
いちいち感情が昂り涙ぐんだ
最後の最後まで名シーンばかりだった



主人公のキャラクターがシーズン1と比べて
かなりマイルドになってて拍子抜けした

特に店、どうした笑
あの銀行員?のおじさんから
奇跡の繁盛テクニックでも仕入れた設定なのか。

序盤に、一年間いろいろ頑張ったんだよ
ってナレーションだけで片付けられてた。
その辺はコメディのノリか。

とはいえシーズン2が見易かったのは
キャラ変のお陰か



オリビアコールマンの底意地の悪さが極まってたし
お姉さんへの感情移入の度合いも高まってゆく
式での司祭の説教はドラマ史に残るよ


ラスト、こちらへ手を振って去っていく主人公に
寂しさ覚えて初めて
いつの間にか主人公を応援してた自分に気付いた。

美しく終わって満足度高いシーズン2だった。
S1と比べるとブラックユーモアが影を潜め、哲学的になった。
第4の壁を乗り越えてることを見抜かれたりする手法は面白かった。
テンポがいい、だんだん心地よくなってくる
会話がいいよね

58歳の女性と、33歳のフリーバッグ。つながりを持ちなさいって言葉がグッときた。あまりリアルなつながりがない現代へのメッセージかと思った。年は離れているけれど、自分より歳を重ねている人の話をきくことは大事ね。

愛ってつらいなぁ、と思わされる
恋が実ってハッピーエンド♪じゃなくて生々しくてリアルな終わり方

あと辛い時ほど笑顔になっちゃうあれってなんなんだろうね。

愛する深さが深いほど、怖くなるものなのかしらね

フリーバッグが本当にかわいらしくみえてくる
なめたらあかん、意外とささる鋭い言葉も言ってくるから。
毎日しんどくて苦しくて不安で、フリーバッグ見始めたら止まらなくて、めちゃくちゃ感情移入して見てしまった。最後はあなたも頑張ってねーって言われてるような、置いていかないでって言いたくなるような気持ちになった。
「更年期最高」のビジネスパーソンすごく好き。あのシーンすごく好き。神父様も好き。二人が出会えたことが良かったなと思う。辛いけど何度も見返したくなる。
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