カリオット

高い城の男 シーズン2のカリオットのレビュー・感想・評価

高い城の男 シーズン2(2016年製作のドラマ)
3.9
最初はこのドラマに全く期待していなかった…。何回も見るのをやめたけどここまで見て良かったと思います。
本格的にレジスタンスも出てくるが、ナチ同然の汚いことをやっている。正義とは曖昧なもので…何が正しいのか分からなくなる。この世は白と黒ではっきり分かれるものではなく、双方黒に限りなく近いグレーであると思う。(アメリカなんてまさにね)
それぞれの主義、立場は異なるが己の信念や大切なものを守るため闘う。主人公であるジュリアナは行動がブレブレで、理解できなかった。最終話では彼女はナチの少年を救おうとする。このドラマの本質は、どんな主義、体制の下であろうと、人は大事なもののために闘う個人だろうか?


ナチのシーンでなぜか途中から英語話し始めたり、逮捕された時に"Son of a bitch"って叫んだり、何か全く面白くないコメディを見ているみたいな気分になった。なら最初から全部英語だけ喋れば良くない?
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