フジテレビの月9だからこの評価なんだろう。夜10時過ぎで木曜、金曜くらいにやってればもっと面白く見れたと思う。
毎回違った殺人事件を殺人現場や遺留品の鑑定(ここがあまり詳細でなく喋って終わりが多い)で解決していく一方、主人公:真野の家族が殺害された事件の水面下での捜査が進んでいく。設定や展開が何となく韓国ドラマ「ボイス〜112の奇跡」に似てた。
ドラマらしく人間模様の変化や出演者の成長も見ることができた。キャスティングでこの人が怪しいとわかってしまう中で、錦戸亮はいつもどう転ぶかわかりにくいのがおもしろい。千原ジュニアはサイコパスとしては良いと思うが頭のキレで科捜研と対峙し一歩先を行く役としては不向きだった。それに対し萩原聖人は地味だけど確実に存在感を際立たせるのが流石。船越英一郎、序盤のやかましさが真野を認めて成りを潜めていく演技と見たがどうなんだろう。新木優子は中盤からジトッと見てるだけ。そんなシーンが多いのが月9らしさなんだと思った(そんならしさは不要)。終わり方はこれしかないし、胸糞悪くもなんともない。
