このレビューはネタバレを含みます
S1は完全1話完結だったが、S2ではベイビーヨーダの秘密の真相やジェダイとの接近、ギデオンとの決戦など一気にストーリーが加速して終局へ向かって行く…ちょうど小島剛夕の『子連れ狼』が1話完結からクライマックスの柳生との決戦で一気にストーリーがドライブしていくように…。
とはいえ、毎回異なるシチュエーションと魅力的なアクションの見せ場が用意されているのはS1と変わらず。やはりハイライトはEP7のライドニウムを爆発させようとする攻防戦だろう…次から次へと襲ってくる敵を様々なアイデアでなぎ倒していく様はスリリングかつ爽快。列車アクションを思わせる大興奮のバトルシーンだった。
そして問題のラスト…ルークが出てきたのにはもちろん感動した。『最後のジェダイ』で全くリスペクトを感じない死に方をしていったルークの全盛期の姿を見ることができたのはもちろん嬉しかったが、そう、嬉しかったのだが…急にマンドーがルークとジェダイの物語の脇役になったようで正直、複雑な気持ちになった…人前でヘルメットを脱ぎ涙ながらにベイビーヨーダに別れを告げるマンドーの姿は当然感動したが…ルークの事が気になり過ぎて集中できなかったのも事実。個人的にはマンドーとベイビーヨーダが分かれるまでは正体を明かさず、エンドクレジットの後にチョロっと顔出しするくらいのほうが良かったかな…。
