ボバ・フェットの一族であるマンダロリアンに焦点を当てたスター・ウォーズスピンオフドラマ
ここ数年のドラマ作品としては傑作中の傑作と呼ばれるので、既に語るべきことは語られていると思うが、面白い。
子連れオオカミのようで西部劇のようで、ハードボイルドな世界観でスター・ウォーズのスペースオペラ感は少なく、宇宙系のSFが嫌いな人でもかなり受け入れやすい内容。ハードボイルド好きでスペースオペラ苦手な親父に見せたいと思えた渋い作品。
毎話がやや独立した話であるので、繫がりが薄い分見やすいが、全体的なドラマとしては薄くなってしまう。しかし、最後の2話で一気にいままでの伏線を回収してクライマックスに向かうのは最高。
各キャラクターの立ち方が上手くてさすがスターウォーズ。キャラデューンとIGのキャラと活躍が最高に泣ける。そして、マンドーたちのカッコ良さ。アーマーのデザインがカッコ良すぎる。現代版スパルタ。
ジーナ・カラーノは今まで見た中で一番に相性のいいキャラを演じてると思う。ムチムチでムキムキでセクシーで超美人。アニメから飛び出したようなキャラになっている。Qアノン信者なのが悔やまれる。どうか改心して再びキャラデューンをS3で演じてほしい！
ルドウィグゴランソンのテネット並みに映画音楽としては前衛的でエゲツない大迫力の音楽も最高。天才すぎ。
