なおちん

3年A組ー今から皆さんは、人質ですーのなおちんのレビュー・感想・評価

5.0

SNSによる言葉の暴力。

僕たちはいつでもどこでも簡単に繋がれるようになった。
でもそれは、僕たちの心の声が簡単に発信されるようにもなってしまった。
いとも簡単に。

だからこそ、一歩踏み止まって、自分の頭で考えて、想像力を膨らませて、相手の気持ちになって、、そんな柊先生の言葉が胸に染みた。

SNSが怖いのは、そんな風にそれがたとえ意図してなかったとしても、人を苦しめ時には殺してしまうこと、

本作でもその被害者(影山)が周りの人みんな敵に思えてくる描写が印象的であったが、僕は今回初めてその映像を観ることで彼女らの苦しみを少し理解できた。

「自分の痛みを他人を傷つけるために使うな!明日の自分の活力にするために...」
そんな柊の言葉もだからこそ心に刺さった。

少し心の余裕がある今だからこそ、こうして落ち着いて考えることができるが、果たして現代社会ではどうだろうか?

目の前の勉強に仕事に追われ、もしかしたらそんなことを考える余裕もないのかもしれない。

目に見えない凶暴なナイフ。
僕たちはみんな懐にもっている。
でもそれは自分たちの心がけ次第だ。

だからここに誓おう。
ナイフは捨てると。

僕たちの持つ"言葉"に責任を。


人は生きるために学ぶ必要がある。
本作では生徒たちが命の危機を感じて初めて、学びにスイッチが、入ったようにも思われた。
・果たして今の子供たちは何のために学校で学ぶ必要があるのだろうか?
・探究が求められているのか?
など疑問が浮かんだ。
また教師が生徒に与えるその影響の大きさ。それがたとえ何気ない一言でも。
自分も例え教師という職につかなくても、柊のような教師でありたい、そう思った。

流されず、本質をみよう。