なっこ

ハケン占い師アタルのなっこのレビュー・感想・評価

ハケン占い師アタル(2019年製作のドラマ)
3.1
働く場が、ひとつの家族のような場になれば良いと思うようになりました。

ドラマの冒頭の言葉のように、現代は本当に働く人にとって辛い時代です。辛いのはあなただけじゃないから、そう言われたからといって楽になるわけじゃないけれど。
それでも、働く場は、老若男女さまざまな家族的背景を持つ人の集まる場でもあります。このDチームはその縮図。彼らが互いにわかり合うことができたなら、この社会全体も互いに分かり合い支え合える世の中になっていくのではないか、そういう細やかだけど切実な現代の希望を描いたドラマだと思いました。

“働く”って何だろう、“仕事”って何だろう。働けば働くほど、そう考えてしまう場面が増えてきます。
気が付けば仕事のための仕事になってしまい、ただこなすだけ、自分のやっていることが職場にとって果ては社会にとって本当に意味のあるものなんだろうか、と問いたくなるものです。

組織の中で一番立場の弱い派遣社員として働くあたるが、新社会人としての新鮮な目と人の心とその人の未来が少しだけ見える特殊能力で出来損ないの集まりのようなバラバラなDチームを変えていきます。

チームの人に占いでかける言葉はみんな的を得ていて力をもらえました。

ほんの少し先にある未来を、明るい方向に示してくれる人や、
自分の頑張りをちゃんと見ていてくれる人がいれば、

人はちゃんと頑張っていけるのだと思います。あたるちゃんの占いにはそんな力がありました。

忙しくてあえて言葉にしていないこと
当たり前だとして感謝しない他人の仕事も

一生懸命やってくれるひとり一人がいるからこそ成り立つ組織であることを

ちゃんと見直したいな。

私も仕事を頑張りたい、そんな風に思いました。