るどふり

坂の途中の家のるどふりのネタバレレビュー・内容・結末

坂の途中の家(2019年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

私自身は親じゃないし夫婦でもないのに、細かな場面や台詞がやけにチクチクと心に刺さって見るのが辛かった。
それは「こういう人いるよね」だったり、「こういうこと言っちゃった…」だったり。
相手を思いやる想像力こそが身近な人を救い、時に自分も救われるんだと思う。

ただ最終話だけがちょっと駆け足気味でドラマチックすぎるように感じたなぁ。
(と文句を言いながらも判決シーンは見事に号泣、裁判長が粋すぎる)
里沙子は気付きを得たものの周り(特に旦那)は今後少しでも変化してくれるんだろうかと不安になる。
そこに見え透いたハッピーエンドを用意してしまったらそれこそいかにもドラマっぽくなるのかもしれないけど、里沙子にももう少し明確で暖かい救いが欲しいと感じてしまった。
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