ゴトウカツヒロ

セックス・エデュケーションのゴトウカツヒロのレビュー・感想・評価

セックス・エデュケーション(2019年製作のドラマ)
4.0
こいつ童貞なんですよ、とか、どどど童貞じゃねーし!みたいな、いじりとか自虐は身の周りにもテレビ番組とかにもあったりする。一方でそれが深刻なコンプレックスになっていたりすることもある。「若者の性の乱れ」とはよく言われる言葉だけど、知識と憧れだけが比較的均一で、実際性交渉の機会を持つかどうかは(特にティーンは)人によって全然違う。日本でもアメリカでも多かれ少なかれこんな感じなんじゃないでしょうか。アメリカの高校生がみんなこんな感じだとしたらめちゃくちゃ怖いけど。全く「あるある!」とは思わん。と思ったらイギリスが舞台でした。海外ドラマ音痴ですみません。

性の知識にやたら詳しい友達とかいたよな〜。でもこういう子が周りにいなかったし、十分に性教育も受けてないし、知ろうともしなかった結果大学生であってもヤバいレベルの知識しかない子とかいる事実を思うと、「童貞なのに性知識博士」っていう面白さに加えてこういう子も大事かもとも思わされる。学校で受けた性教育ってあんまり身になったとも思えないし、かといって下ネタでない性の話なんかあんまりする機会もないし。現状はファンタジーとして距離を取りながらAVを観つつ、Google検索に頼るしかないわけでしょう。

「タメになるドラマ」みたいなものでもなく、軽いラブ?コメディとして楽しめるのも良いバランスかな。ゲイで黒人のエリックの抑圧とかにもう少し時間割いたほうがいいんじゃねーか?と思う節もあったけど(彼についてのドラマだけ突出して重い)、シーズン2以降にあるのかしら。主人公オーティスの恋の行方は割とどうでもいいけど、ラスト近くのすれ違いは何やってんのよ〜!と歯がゆくなる。経験豊富な女の子とチェリーボーイのラブロマンスか〜。オーティス普通にモテてるから別に応援したくないですね。