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セックス・エデュケーション シーズン1のKのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

青春(性春)ヒューマンドラマ。
「オトナ高校」での「童貞卒業」というハッキリした目的に対し、こちらは群像劇となっている。個人的には話の展開に「目的」を求めるタイプなので、ちょっと後半は退屈に感じた。
もうちょっとお仕事ドラマの面を増やし、「高校生が(!)全米1のセックスクリニックを作る!」といった展開にすれば、メイヴの貧乏な設定がもっと生きてくるのでは?(すみません完全に好みの話です)

あと、もうちょい感情輸入したい、
LGBTに対する偏見がちょっと盛り込まれすぎている分、お涙頂戴感がちょっとでてたかなあぁ。愛の不時着で女社長であることへの周りの「子供はどうすうるの!?周りのおじさんからのセクハラも!!!!」みたいな寒い展開が全くなかったように、世間の肌感を捉えることって本当に大事なんだなぁと

ただ従来の青春ドラマとは違い「男性の弱さ」がしっかり描かれていて、誰もが持っている「拒絶されるかも…?」みたいな不安が見えたのはすごかったなー
1年のゼミの先生がオーティスの母親に性格そっくり、メイヴも周りにいるなぁ〰(性格は誰々でステータスは〇〇等)と思い、企画の種ってどこにでも転がってるんだぁと実感
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