このレビューはネタバレを含みます
もうこれ凄く面白い。
内容はラブコメディなんですけど、物語の核になっているのは、「性」
誰でも一度は通ってきた思春期の「性」に関する悩み。
それをクスッと笑いに昇華して解決していくのがこの『セックス・エディケーション』なんです。
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主人公のオーティスを軸に登場人物みんな個性があって感情豊か。
複雑な恋愛事情に親友とのすれ違い、家族への反抗などリアルな思春期特有の悩みを全部詰め込んでいるから、自分もこういうこともあったなーとか学生時代を思い返しながら、鑑賞してた(笑)
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ヒロイン薬のメイヴ役のエマ・マッキーが可愛い。とにかくかわいい。
マーゴット・ロビーに似ているけど、エマの方が自分は好き。
という、どうでもいい話は置いといて。
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「みんな違ってみんないい」
日本の性教育は世界の諸国に比べても低レベル。
どうしたら、妊娠するのか。
性感染症はどういうのがあるのか。
避妊はちゃんとしなさい。
(と言われるけどコンドームの装着方法とか習わない)
「生殖」にまつわる体の機能だけの説明が終わり。
そうじゃなくて、もっと性指向などの精神面、性差別、性犯罪などの人間教育をしなければいけないなと思った。
最近のニュースでも、性犯罪についての記事が多い気がする。
それも、子供の頃からしっかりと教育すれば少しは減少するかもしれない。
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卑猥な言葉、シーンとかも普通に出てくるから家族とは観れないかもだけど、ね